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ENGINE

ENGINE 表紙
最新!! 9月号
7月26日発売 新潮社
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ボクスターSに遅れて上陸した
素のポルシェ・ボクスターに乗る。
きわだつ軽快な走り!
 

今年のエンジン・ホット1に輝いた新型ポルシェ・ボクスターがようやく日本上陸。
さっそくMTとPDKの2台をテストした。

新型ボクスターの最大の特徴が、新しいアルミ・スチール複合ボディを得たことによる圧倒的な走りの軽快感にあるとしたら、上級モデルのSよりも、この素のボクスターこそが、その代表選手と見るべきだろう。そのくらい素のボクスターの軽快感は際立っている。 

なかでも、6段MTモデルが凄い。車検証上の車重は1350kgで、PDKモデルより30kg、先月乗ったSのMTモデルよりも10kg軽い。しかも、今回のレーシング・イエローの派手なボディをまとったテスト・カーにはセラミック・ブレーキまで奢られていたから、実際には車検証の数値よりもさらに軽かったはずだ。

このクルマで、箱根の峠道をひらひらと走り回る気持ちよさは、特筆モノだった。正直言って、昨今のスーパー・スポーツカーのとんでもない速さに比べたら、素のボクスターは拍子抜けするくらいに遅い。速く走ろうと思ったら、精一杯ブン回して、がんばってやる必要がある。でも、そこをあえて少し抑え気味にして、そこそこのスピードで走る。するとますます、ひらひら感が増して、何とも言えないほどにコーナリングが気持ちいいのだ。 

とはいえ、むろん、がんばって走るのも楽しい。いや、それどころか、どちらかというと素のボクスターの真骨頂は、むしろ精一杯ブン回して走る方にあるのかも知れないな、と思う。とにかく、エンジンがよく回る。回りたがる。同じ2.7フラット6でも、私が持っている先代987前期型のそれとは、かなり異なる味を持っているのだ。

 
文=村上 政(本誌) 写真=小野一秋
[ENGINE 11月号 P98~]
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2012年11月号 9月26日発売 新潮社 定価880円
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