X BRANDトップ > カテゴリ一覧 > ENTERTAINMENT > 野田秀樹が自ら語る、新作『パイパー』
松たか子と宮沢りえの2大女優を迎える2009年NODA・MAP本公演
『THE BEE』(’07年)、『THE DIVER』(’08年)と、近年は英国俳優との共同作業による緊密な心理劇の構築を続けてきた野田秀樹。しかし松たか子と宮沢りえという2大女優を迎える新作では、“遊眠社”時代の名作群を彷彿させる時空を超えたダイナミックな舞台設定がなされている。彼にとってこれは、ある種の回帰を意味するものなのか、あるいは……?

──(取材した)今日は10月10日。去年、『キル』(主演:妻夫木聡・広末涼子)公演前の野田さんにインタビューしたのが10月30日だったんですね。そして3年前の『贋作 罪と罰』(主演:松たか子)のときが11月の3日。だんだん早くなってきているでしょう、取材が。
「ああ、うん。それで?」
──それで今日、恐れているのは、こんなに早くて……
「内容が聞けるんだろうかってこと? いいとこ突いてきたねー。うん、まあ、今日はぼんやりした感じで」
──あ、ぼんやりした感じ(笑)。
「今度は公演が来年(2009年)なんだよね」
──今までのNODA・MAP本公演は12月に幕が開いていましたよね。
「そうそう、1月4日が初日だからさ、正月が嫌な気持ちだよねえ。劇場がやらないから、無理矢理休まなきゃいけないんだ、1月1日は。初日3日前に。だからもう落ち着かないよね、こっちは」
──いつもより公演は遅い、と。で、今はどんな状態ですか? 脚本はどのあたりまで書き進められているものでしょう?
「いや、まあ本は、あの、なんとなく。書き進めてはいるけど」
──まだ書き終わっては……
「いないんだね。まあ、明々後日にこれ(『THE DIVER』公演)が終わるから、そしたら翌日からだーっと書いて。一気に書けるから」


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