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COURRiER Japon

COURRiER Japon 表紙
最新!! 4月号
2月25日発売
講談社
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2008/07/11

キスが“天然のドラッグ”だという衝撃の事実(1)

キスをすることで、体にどんな“変化”が表れるのか――。最も目に見える形で動くのが顔の筋肉だ。一度のキスで、30近い筋肉が動くと言われる。うち17は舌に関連のある筋肉だ。また9mgの水分、0.18mgの有機物質、0.7mgの脂質と0.45mgのミネラル成分、そして無数の病原菌や細菌、微生物が交換される。3分間のキスでは、約15キロカロリーが消費される。

この日常的な行為(人は一生のうち2週間をキスに費やす)の裏には、実は複雑な科学の世界が存在しているのだ。人間にとってキスは、取るに足りない行為などではなく、唇を重ねることで、さまざまな感覚や深い情感を交わす。『キスの小百科事典』の著者ジャン=リュック・トゥルニエは「口づけほど完全に自発的な意志を込められる行為はない」と指摘する。

キスをしたいという欲望のことをスペイン語で「フィレママニア」という。人は常にキスをしたがるものだが、それはキスが“天然のドラッグ”だから。脳は、キスを交わすことで分泌されるホルモン、「オキシトシン」の中毒になるのだ。このホルモンは恋愛やオルガズム、出産、授乳といった人間の本能的な営みに影響を与え、心理的な感情とも係わり合いが深いとされる。

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